ライター・筆跡アナリスト 関由佳の紫日記

いつの間にか退院して１週間が経とうとしています。今のところ自宅療養中なのですが、もうお腹の傷の痛みもほとんどないし、くしゃみや咳をしても全然痛くない！つくづく、人の自然治癒力ってすごいな～と思います。しかし、昨日くらいからちょっと出血が増えたような…。癒着防止で子宮内に避妊リング？のようなものが入っているので、それの刺激で出血してるのかなとか思っていたのですが、よく考えたら生理がきた感じです。そう...

Sec.2 忘れられない恋雪菜は久しく恋愛からは遠ざかっていた。単純にこれといった出会いがなかっただけなのだが、それなりに何度か求婚されたこともあった。だが、そもそも結婚自体に興味がなかったことと、相手に何かしっくりこない違和感を感じていた。それは価値観だったり食の趣味だったり、セックスだったり様々だったが、最終的にどうしても心に拭いきれない想いがあったのだ。―― 橋本将俊の存在。25歳のときに出会った男で...

手術から1週間。ついに退院日が決まりました。24日に晴れてシャバに出られます…！！ここ数日はすっかり体のだるさも取れてお腹の痛み以外では健常者と同じ状態。なので、入院生活がもう退屈で精神的に限界でした。病院食も味気なく、超うす味で少量。甘いんだか酸っぱいんだか苦いんだかなんなのか味がはっきりしてない。。もはや激辛麻婆豆腐とか刺激物が食べたい！そして主食も毎日白米ばかり。パスタとかうどんとか麺類も食べた...

雪の幻Sec.1 悲しみの瞳その男は、いつも目の奥に悲しみをたたえていた。例えるなら、群れに入れずに孤独に耐えようとする雄ライオンのそれと似ていた。諦めと憂いを併せ持ち、それでいてプライドは捨てきれず、幾許かの威嚇を含んでいる。井上雪菜は、会うたびにその男の瞳に目を奪われていた…。雪菜が初めて松田に会ったのは、小春日和の日だった。２月だというのに春めいていて、日差しが暖かい。雪菜はイベント会社で企画営業...

病院で毎日過ごしていると、当然通常の生活よりも運動量が少ないです。ありがたいことに頭もそんなに使っていない←おい。ので、夜に「疲れたなぁ、早く寝たい」という気持ちが一切起きらないんです。。私のいる病院は21時が消灯（どこもみんなこのくらいだと思いますが）。普段の私の就寝時間は夜中の２時くらいなんで、５時間も早く寝ろと言われているわけです。もちろん、病院の起床時間は６時なので普段起きる時間より１時間以...

手術ってこんなにしんどいんですね…私、本当にナメてました…。15日に手術を無事に終えて、16日はほとんど動けず、17日になってやっと動けるようになって今日はすっかり自由自在に歩けるようになりました。まずは手術当日までさかのぼりましょう。15日の14時から手術だったため、午前中はわりとのんびり過ごしました。あ、前の記事で言っていた浣腸はやはり実行されましたが。。これはなかなか壮絶です。注射器的なもので温かい液体...

さっそく入院初日。14時に病院に到着。手続きを済ませるとすぐにベッドに通され、担当の看護師さんから事務的な説明を次々されていきます。看護師さんが去ったら麻酔科の医師、その後栄養士さん…とどんどん人が来るので、意外とあわただしい感じ。一通り落ち着いて荷物も所定の場所に押しこんだところでシャワーの時間。シャワーに入る前に、やることがあるとのことで予定表を見ると、おへその掃除と下の毛の処理…。そんなのもある...

20代のころから患っていた子宮筋腫。しばらくは経過観察していましたが、30代で忙しくなり、すっかり放置しておりました。。だんだん生理が重くなり、日中から夜用でももたないくらいの月経過多に。そしてここ1年くらいで貧血がひどくなり始めたので、これはさすがにまずいかなと病院に行くと大小さまざまな筋腫が大量にできていることから子宮が普通の人の1.5倍くらいに大きくなってしまっていました。いわゆる多発性子宮筋腫です...

恋愛からしばらく時間が経ってしまった人や、こっぴどい失恋をした直後は「好き」って何？という状況に陥ることがあります。私も一番最初に付き合った人と別れた時は１年近くこの事態を引きずりました。。そして歳を重ね、それまでにいくつか恋愛をし、1度は結婚もして、時には人にいえない恋愛も味わい…それなりの経験をしてきました。そんな中で、私なりに「好き」の定義を見つけました。あくまで私の、ですが。でもまず定義の前...