専業主婦になりたかった私がフリーライターになるまで その2~社会人スタートから最初の結婚まで~
2021年01月24日 公開
過去のブログを見ていて、すっかりそのままになっていた、
生徒さんに教える仕事はものすごくやりがいがあるし楽しかったのですが、
その社内体制に半年で体を壊し、転職することに。
ありがたいことにパソコンソフトの知識はかなりあったので、
すぐに事務として雇ってもらうことができました。
次に就職したのはハウスメーカーの子会社で
こじんまりとした会社でしたが、
先輩方が厳しく優しく温かく育ててくれたので
教師という希望の仕事ではなかったけれど、少し仕事の楽しさを感じられるように。
超生意気だった私でしたが、社会人としての常識や仕事の仕方を教えていただきました。
(ミスをしても絶対謝らない、下っ端のミスは上司の責任だろと言ってしまうような
ひどい社員でした…恥)
とはいえ、その時の私は「もう働きたくない」という気持ちの方が強い状態。
もう社会の冷たい水は浴びたくない…
他人のお金で生きていきたい…
好きな人のために家事と育児をして、空いている時間に好きなことをして過ごしたい…
そんな甘い考えがずっと頭を満たしていました。
そのため、この仕事をしている間に当時付き合っていた彼氏と結婚の話を進め、
1年で寿退社をしました。
そして24歳で一度目の結婚。
友人の中でもわりと早い結婚で、正直当時の私は「人生の勝ち組になった」と本気で思っていました。
今まで勉強でも仕事でも脚光を浴びてこなかった私にとって、
周囲に羨望のまなざしを向けられることはかなりの快感でした。
「結婚」をするだけでこんなに気分がいいものかと、最初は本当にウキウキでした。
そう、最初だけは…。
ふたを開けてみると、夫の給料だけでは2人で生きていけないことがわかり、
あれだけ「専業主婦」にあこがれていた私でしたが
働かざるを得ない事態に。
自分の遊ぶお金が欲しかったのもあり、
仕方なく適当にデータ入力の仕事を派遣で始めました。
そこでは当初10名ほど雇われたのですが、
徐々にクビを切られ、1年後に残ったのは2名。
私とそのパートナーだった若い女性だけでした。
ここでもパソコンインストラクターだった時の知識と技術が活かされて、
さらにパートナーとの相性がよくて仕事のスピードがかなり速かったんです。
あとは私たち2人は社員さんとのコミュニケーションがかなり上手だったところもあります笑
平たく言えば、とてもかわいがってもらえていたんですよね。
そんなサバイバルに勝てた自信もあり、仕事は適当に楽しくやっていました。
でも職場が遠かったことがあり、冬場になると体調を崩しがちに。
(総武線を毎日往復2時間かけていたら、2週間に一度扁桃腺が腫れるという事態に…)
結局夫の助言もあり、家の近くの職場で仕事を探すことにしました。
しかしこの決断によって、のちに私の運命を変える気づきと出会いが起こるのです…!
…ちなみに、この段階でライターになろうという思いは
これっぽっちもありませんでした。
ライターという職業があることすら知らなかったです。
とりあえず私の頭の中は
「働きたくない」でいっぱいでしたし。
ただ、働きながら承認欲求が満たされていくのは感じていました。
何か自分が活躍できる場所があるのではないか、ということは
漠然と感じていたとは思います。
ただそれが家庭なのか仕事なのかは
分かっていませんでした。
今の自分から考えると、この当時の自分は他人のようです。
価値観って変わるんですよね…。
ということで、この続きはその3で。
ライターになるまでの話。
忘れていたわけではなかったのですが、
あまりにいろいろなことが起きていて
自分のことを詳しく語るタイミングをすっかり逃しておりました汗
ということで、ぼちぼち続きを書こうかなと思います。
ちなみに、その1の記事はこちら。
私の大学生の頃は、就職氷河期の末期。
特に有名な大学を出ているわけでもないので、
私の周りにも何十社も受けているのに就職できずにオロオロしている友人は
うじゃうじゃいました。
そんな中、私は運よく某パソコンスクールにインストラクターとして就職できることになり、
希望していた教職に就けたことで順調な社会人の一歩を踏み出せたと思っていました。
しかし…入ってみるとその会社はかなりの経営難で、
しかも超がつくブラック企業。。
定時が朝10時~夜10時(休憩1時間45分、週休2日)という、とんでもない事態で、
インストラクターにも営業のノルマを課して、
毎日本部から「今日取れなかったら知らねぇぞ?」と脅しのような電話がかかってきます。
私の周りにも何十社も受けているのに就職できずにオロオロしている友人は
うじゃうじゃいました。
そんな中、私は運よく某パソコンスクールにインストラクターとして就職できることになり、
希望していた教職に就けたことで順調な社会人の一歩を踏み出せたと思っていました。
しかし…入ってみるとその会社はかなりの経営難で、
しかも超がつくブラック企業。。
定時が朝10時~夜10時(休憩1時間45分、週休2日)という、とんでもない事態で、
インストラクターにも営業のノルマを課して、
毎日本部から「今日取れなかったら知らねぇぞ?」と脅しのような電話がかかってきます。
生徒さんに教える仕事はものすごくやりがいがあるし楽しかったのですが、
その社内体制に半年で体を壊し、転職することに。
ありがたいことにパソコンソフトの知識はかなりあったので、
すぐに事務として雇ってもらうことができました。
次に就職したのはハウスメーカーの子会社で
こじんまりとした会社でしたが、
先輩方が厳しく優しく温かく育ててくれたので
教師という希望の仕事ではなかったけれど、少し仕事の楽しさを感じられるように。
超生意気だった私でしたが、社会人としての常識や仕事の仕方を教えていただきました。
(ミスをしても絶対謝らない、下っ端のミスは上司の責任だろと言ってしまうような
ひどい社員でした…恥)
とはいえ、その時の私は「もう働きたくない」という気持ちの方が強い状態。
もう社会の冷たい水は浴びたくない…
他人のお金で生きていきたい…
好きな人のために家事と育児をして、空いている時間に好きなことをして過ごしたい…
そんな甘い考えがずっと頭を満たしていました。
そのため、この仕事をしている間に当時付き合っていた彼氏と結婚の話を進め、
1年で寿退社をしました。
そして24歳で一度目の結婚。
友人の中でもわりと早い結婚で、正直当時の私は「人生の勝ち組になった」と本気で思っていました。
今まで勉強でも仕事でも脚光を浴びてこなかった私にとって、
周囲に羨望のまなざしを向けられることはかなりの快感でした。
「結婚」をするだけでこんなに気分がいいものかと、最初は本当にウキウキでした。
そう、最初だけは…。
ふたを開けてみると、夫の給料だけでは2人で生きていけないことがわかり、
あれだけ「専業主婦」にあこがれていた私でしたが
働かざるを得ない事態に。
自分の遊ぶお金が欲しかったのもあり、
仕方なく適当にデータ入力の仕事を派遣で始めました。
そこでは当初10名ほど雇われたのですが、
徐々にクビを切られ、1年後に残ったのは2名。
私とそのパートナーだった若い女性だけでした。
ここでもパソコンインストラクターだった時の知識と技術が活かされて、
さらにパートナーとの相性がよくて仕事のスピードがかなり速かったんです。
あとは私たち2人は社員さんとのコミュニケーションがかなり上手だったところもあります笑
平たく言えば、とてもかわいがってもらえていたんですよね。
そんなサバイバルに勝てた自信もあり、仕事は適当に楽しくやっていました。
でも職場が遠かったことがあり、冬場になると体調を崩しがちに。
(総武線を毎日往復2時間かけていたら、2週間に一度扁桃腺が腫れるという事態に…)
結局夫の助言もあり、家の近くの職場で仕事を探すことにしました。
しかしこの決断によって、のちに私の運命を変える気づきと出会いが起こるのです…!
…ちなみに、この段階でライターになろうという思いは
これっぽっちもありませんでした。
ライターという職業があることすら知らなかったです。
とりあえず私の頭の中は
「働きたくない」でいっぱいでしたし。
ただ、働きながら承認欲求が満たされていくのは感じていました。
何か自分が活躍できる場所があるのではないか、ということは
漠然と感じていたとは思います。
ただそれが家庭なのか仕事なのかは
分かっていませんでした。
今の自分から考えると、この当時の自分は他人のようです。
価値観って変わるんですよね…。
ということで、この続きはその3で。