【子宮筋腫のためのレルミナ服用記録】副作用や困ったこと
実は、子宮筋腫の再発が悪化しまして、子宮の全摘を決意しました。
まぁこの辺の経緯は後ほど書くとして、
今日は手術のために服用していた『レルミナ』という薬について
書いていきたいと思います。
まだ新しい薬なのか、情報があまりなくて困ったので
少しでも同じ経験をされる方の一助になればと思います。
レルミナを服用した理由
そもそも、なぜ服用をしていたかを先に説明すると、
レルミナは疑似閉経をさせる薬。
子宮筋腫がこれ以上育たないように一時的に閉経させ、
手術までに少しでも筋腫を小さくさせるために服用していました
(小さくした方が手術の負担を低減できるんですね)。
ということで、私は9月の後半から3月の中旬までの
約170日間服用しました。
ちなみに、この薬は基本的に半年ほどしか飲めないのだとか。
なぜなら、疑似閉経させることで、
更年期障害のような副作用が出てしまうため。
体の状況をみて半年くらいしか飲み続けられないのだそうです。
飲んでみたところ、たしかにその副作用が地味に厄介でした。
不正出血から始まったレルミナの服用
服用し始めたのは9月の生理の3日目から。
本当に来月から生理が止まるのだろうか、と半信半疑でしたが
結果的に10月から今まで生理は来ていません。
正直、もう感覚忘れました笑
ただ、飲み始めは、通常7日くらいで終わる生理が
2~3週間くらい続きました。
要するに、不正出血がだらだらと続いた感じです。
不正出血については、突然1月に1週間くらいに再度発生。
微量だったので気にしませんでしたが、
人によっては大出血する場合もあるよう。
ひどい時は病院に行った方がよさそうです。
ちなみに、レルミナは保険適用でも高額で、
全部で1万6000円くらいかかりました。
医師に価格のことは言われていなかったので
最初の診察料が突然2万超えした(薬代と一緒の会計なので)時は、
2秒くらい固まりましたよ笑
副作用でしんどかった暑さと不眠…
不正出血以外に、私が感じた副作用で地味にしんどかったのが、
ホットフラッシュと不眠でした。
服用してから3カ月くらいの頃から、
急にジワッと暑さを感じて発汗するようになりました。
「これが世に言うホットフラッシュか」とじんわり自覚。
最初は日中時々感じるくらいでしたが、
だんだん夜中にホットフラッシュが起こるようになり
寝ている時に暑くて起きることが増えてきました。
一度暑くなるとなかなか引かないので、
寝る時は近くに扇風機を設置。
起きたらすぐスイッチをつけられるようにしていました。
その頃は真冬だったのですが、
モフモフした寝具はむしろ寝苦しくて、
毎年使っていた毛布やモコモコ生地のベッドパッドなどは封印。
それでも一度は途中で起きてしまうので
1月頃はわりと闇落ちしそうな感じでした。。
眠れないって、こんなにしんどいのですね…。
とはいえ、数カ月経つと慣れてきて、
3月に入って忙しくなったこともあり
気にならなくなりました。
レルミナを止めてからの副作用
今、レルミナの服用を止めて2週間くらい経ちましたが、
徐々にホットフラッシュはなくなっている感じがします。
それに伴い、不眠についても軽くなっているような。
とはいえ、中途覚醒はまだ時々あるかな。
とりあえず、3月は忙しかったので
昼も夜も眠い、という状況が多く
中途覚醒があっても記憶が飛んでいる感じです…苦笑
生理や不正出血については、薬を止めてからもありません。
医師からは「もしかしたら生理くるかも」と言われていましたが、
結果的にはなかったです。
ふと、「家にある生理用品とか、もういらないのか~」と思ったら
少々感慨深いものがありました笑
レルミナ服用による子宮筋腫の変化
レルミナを服用したことによって、
子宮筋腫はかなり小さくなったようです。
医師からどのくらい、という変化は言われていないのですが、
今まで筋腫ができすぎて子宮が大きくなり、
エコーで全部が見えなかったらしいのですが、
ほぼ見えるようになったそうです。
私の体感としても、
胃や膀胱が圧迫されていた感覚がなくなり、
実際に子宮のサイズが小さくなっているなと感じています。
腰痛も少しマシになってきたかな。
ということで、準備が整ったので
本日手術を受けてきます。
前回は筋腫だけ取り除く手術でしたが、
今回は子宮まるごと摘出します。
なぜその選択をしたかということと、
手術前後のレポについても
無事に生還したらこちらで書いていきます笑
では、がんばってきます~!!
コロナで始まった正月…あけましておめでとうございます【2023】
昨年はバタバタしている間に一度もブログを更新しないという事態で猛省しております。。
あれだけ生徒には「ブログを書いた方が良い」と説いていたにもかかわらず
講師の自分が書いていないというのは説得力ないですよね。
今年は最低でも1シーズンに一度くらいのペースで書いていきたいです(というか書きます)。
さて、2022年は父方の祖母が亡くなったこともあり、
プライベートの新年の挨拶状は控えさせていただいたのですが
こちらはフォーマルな場なので、改めてご挨拶させていただきます。
2023年の最初のどデカいニュースとしては、
1月2日にコロナになりました…。
罹ってみると、なかなかキツイですね。。
私は喉の痛みが自分史上最強で、
4日間くらいちぎれるかと思うほど痛かったです(泣)。
ずっと一人で家にいると、体だけでなく心も病み始め、
基本楽観的な私でも、「もうだめだ…」「もう誰とも二度と会えないかも…」とか
闇落ちしていました。。
今は6日目ですが、喉はだいぶ回復し、あとは鼻水と咳がちょっと出るかなという感じです。
昨日から嗅覚がなくなってしまい、それだけがちょっと心配。。
ないと言っても、頑張って嗅ぐと遠くかすかに香りを感じられる、というくらいです。
療養期間はあと2日。気を抜かずに体を大切にします。
さてさて、2022年の目標は「ライター講師業のギャラ150%アップ」でしたが、
もう1校契約したので、結果的に達成となりました。パチパチパチ!✨
振り返ると、4月から大学生になり、勉強と仕事の両立でてんてこまいだったなという印象。。
ライターの仕事は、四十八手などのセクシャル系の記事をたくさん書けたことが
自分としてはとても満足しています笑
講師としては、毎月生配信セミナーを担当させていただき、
たくさんの生徒さんに文章への愛(©赤羽先生)をお伝えすることができて、とても幸せでした。
仕事の量については波がありましたが、総合的に満足度の高い一年だったと思います。
あと、昨年で大きな出来事といえば、『Co-Co Life☆女子部』の副編集長を降りたことです。
とはいえ、なんだかまだ編集部では副編集長っぽい感じの立ち位置なので、実感ないんですが…笑
メディア自体がWeb中心になり、進め方や関わるスタンスは変わりましたが、
今後もちょこちょこと携わっていきます。
2023年の目標は、個人で講師の仕事を1回以上実施すること。
ライターとしては、もっと自身がワクワクするような、やりたいこと(書きたいこと)を
企画にして書いていきたいです。
プライベートの目標は…すばやい判断力を身に付けることかな。。
前から歩いてくる人をすんなり避けることが苦手で、
なんとなく去年はよく人とぶつかった気がして…苦笑
これ地味に気になっていたんですよね。。
また、今年の春に子宮筋腫の再手術を控えており、
健康についてはちょっぴり不安があります。
※過去の手術についてはこちらをご覧ください↓
子宮筋腫治療日記
まぁなるようになれ、という気持ちではあるのですが、
ここに至るまでたくさんの葛藤があったので
それについても今後記事にしていきたいと考えています。
何はともあれ、今年も大好きな人達と楽しく仕事や遊びができたらいいな。
そんな私ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
取材していただきました!
よく考えたらブログで紹介してなくない?と気づいたので
編集担当をしてくださっていたワタナベマギーさんが独立し、
「みんなの35歳」という連載を開始するということで、
光栄なことに第一弾として取材していただきました!
35歳の頃って何やってたかな?と改めて記憶を呼び戻していたのですが
人生の中でかなり順風満帆な時期だったと思います。
ほとんど不安もなく、ひたすら上がり調子でした。
彼もまだ元気だったので、ただただ二人で楽しく暮らしていたなぁという記憶があります。
本当によかった。
やはりなんでも可能なときに実行するのが大事なのだなと痛感します。
今、こんな世の中だから余計に。
これからも今を大切に生きていきたいです。
女性の体はこれから不安定になりやすいのだろうなと思ってはいましたが、
想像以上に若い頃よりも内臓も見た目も劣化していることに気づく今日この頃。。
だから、今を大事にしながら将来のことも考えて、
慎重かつ大胆に生きていきたいと思っています!笑
一周忌を終えました
本当に時間が経つのは早いですね。
喪が明けました。
今回、コロナ禍ということもあり、
一周忌法要をするかしないか少々迷ったのですが
やはり自分の中でけじめをつけたかったのと、
今夫にできることはしておきたい、という気持ちから
法要をすることにしました。
地方にある夫の実家やお墓を訪れることは避けたかったので、
私の家でひっそりやろう、と思いました。
今の時代、本当にたくさんの方法があるものです。
「おぼうさんどっとこむ」というお坊さんを派遣してくれる会社を見つけ、
問い合わせをしてみました。
すると自宅で一人でも法要は可能とのこと。
しかも私の家には仏壇も位牌もないのですが、それでも大丈夫ということだったので、
即お願いすることにしました。
当日、いかにも一人暮らしの人が住む小さなアパートの部屋の前で
袈裟を着たお坊さんがインターホンの前にいる姿は
ちょっぴりシュールでしたが(笑)、
とてもやさしく穏やかでお話し好きそうな、素敵な導師様が来てくださいました。
ここでも職業病の「せっかくだからいろいろ聞きたい」という好奇心が顔を出し、
お経を読んで供養していただいたのは数10分程度で(私一人だから焼香の時間は30秒くらいです)、
あとは仏教の話を聞かせていただきました。
先日の座禅の出来事もお話しし、
考え方などを教えていただきました。
全部で1時間半くらいでしたが(どんだけ長く話してるんだ!笑)、
しかもその日は夫が亡くなったときと同じく
暖かく穏やかな日で、
お坊さんが帰った後もなんだかぼんやりその日のことを考えて
夫の供養の余韻に浸っていました。
いい一周忌だったな。
素直にそう思えました。
あっという間のようで
長かったような
不思議な感覚で過ごしてきましたが、
私は今、わりと前を向いて生きています。
去年の6月くらいまでは
なんとか毎日を生きつつも、どこか鬱々としていました。
でも、なぜか梅雨が明けたくらいからとたんに頭がクリアになり、
次に私がすべきこと、したいことが次々に浮かんでくるようになりました。
7月中旬には行動に移せるようにもなり、
グリーフを習ったり、夫のことを記事に書いたりと
次のフェーズに進めたことをなんとなく実感した時期でした。
なぜなのか、これ、という理由は思い当たらないのですが、
おそらく、たくさんの人と話をしたからではないかと思います。
緊急事態宣言が解除され、少しずつ人と会うようになって
いろいろな人と話をしていくうちに、
心も頭も整理され、物理的な寂しさも減ったように感じます。
あとは単純に、夫がいない生活に慣れたということもあるのかもしれませんが、
夫がいない世界でも生きていけるという自信のようなものも
少しずつ根付いてきたのだろうな…。
とはいえ、このタイミングやかかる時間は
本当に個人差があると思います。
早いとか遅いとかはないので、
焦らず、頑張らず、なすがままが一番かと思います。
必ず、悲しみの出口の光が見える瞬間がくるので、
後ろや前を見ながらとりあえず、
なんとなく歩き続けてみてください。
それが自然な感情ならば、泣きましょう。
私もそうしています。
まだまだこれからの自分の感情が想像できない部分もありますが、
また何か発見があったときは
ここで書きますね。
実は『女子SPA!』での連載もひっそり続いていきそう。
なので、また続きもぜひ読んでくださいませ!
座禅体験に行って疑問に思ったこと
都内のある寺の座禅会に参加しました。
なんとなく座禅というと、
静かで伸び伸びした環境で
穏やか且つ凛とした雰囲気の中、身を清める…
みたいな印象がありませんか?
「何か新しい発見がありそう♪」と思い
ワクワクしながら参加したのですが、
終わってみると何やらモヤモヤ。。
ということで、座禅体験で気づいたことについて
ちょっとここで書いてみようと思います。
ただ、まず最初に言っておきたいのは
座禅自体はとてもいい経験になり、
決して悪いものではなかったです。
また、知識のない状態で参加した私にもある程度問題があり、
且つその宗派の考え方や習わしがあると思うので
そこは仕方のないことだと理解しています。
なので、これは文句とか批判とかではなく、
私個人のただの感想だと思って見てもらえたら幸いです。
では、気になったことを箇条書きでお話しします。
1. 健常者しか参加できないだろうと思われるシステム
座禅会は、18時から行われたのですが、
初回の人は17時半にレクチャーがあるとのことだったので
同行者と一緒に15分前くらいに寺へ入りました。
あまりに寒かったので、コートを着て入ってきた状態のまま座っていると、
レクチャーをする男性の僧侶?が入ってきて私の姿を見て
「説明書きを読んでください」と軽く怒り気味に言ってきました。
「え?」と思いながらお金を払うところに行ってみると、
たしかに何やら説明書きが。
要するに、説明書に靴下を脱げと書いてあったのに
靴下を履いたままだったことをとがめられたようでした。
気づかなかった私が悪いのですが、
特に誰にも案内されることがなかったので
「これ視覚障がいがある人だったらどうするのだろう?」と思いました。
そもそもお寺ががっつり段差と階段ありまくりで超バリアフル。
その段階でいろいろ「うーん」と思ってはいたのですが
まぁ古いお寺ならそういうこともあるか…と飲み込んでいました。
さらに座禅の最中は基本微動だにしてはいけないらしく
少し動いている人がいると「ガサガサ動くんじゃない!!!!」とものすごい勢いで住職が怒鳴り、
そもそも緊張していた空気がさらにピーンと張り詰めた状態に。。
これ多動症の人だったら絶対できないじゃんと思ったり。
そもそも座禅が始まったらトイレも行ってはいけないので、
排尿・排便障がいがある人もできないな~と思いました。
あと重い生理の女性も難しいかも…。
生理中じゃなくてよかったと心から思いました。。
終わったらすぐ立ち上がり座布団を片付けるなど
無駄な動きをしないで決められたことをサッと行うのが
ルールなのか習わしのようなのですが、
お年寄りや体のバランスがとりにくい人にも難しいはず。
「これ、健常者(もっと言うと、男性で、ある程度足腰とメンタルが強い人)じゃないとできないな…」
ちなみに私は繊細さんと言われる
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の気質があるので、
突然の大きな音や光がとても苦手です。
なので、突然の怒鳴り声や音叉(おんさ)?のようなキーンという音にビクッと反応してしまい、
それもわりと恐怖でした。。
これはすごく日本っぽいなと感じたのですが、
最初のレクチャーで「周りを見て学べ」と言われました。
もちろん、何事も技術とかは先輩を見て学ぶっていうのはありますが
右も左もわからない人たちに見て学べというのはなかなかハードルが高いです。
(しかもこれも視覚障がいだったらどうするんだという話で。。)
さらに、座禅の最後にお茶とお菓子をいただくのですが
その配膳もものすごくスピーディ。
無駄のない動きで行わなければならないので、
いただく方も効率よくできるよう考えて動く必要があります。
一応レクチャーでやり方は教わるのですが、
その場でできなくても教えてくれるわけではありません。
終始、なんとなく周りを見て「こうするのね」と思いながら
そのスピード感に合わせて動く形になります。
このずっと空気を読めという無言の圧力が
かなりプレッシャーでストレスでした。。
発達障がいの人はこれ厳しいと思うし、
私のようにHSPの人は「空気読まなきゃ」という気持ちでいっぱいになり
かなりしんどいと思います。
空気を読む、と似ていますが
同じ行動を取らないといけない感じがすごく重いです。
みんなと同じタイミングで同じ行動をし、
乱してはいけない、という感じがそこここに見られます。
上述した、お茶とお菓子をいただくときも、
とんでもないスピードを求められます。
参加者は常連が30名ほどいるのですが、
その常連さんたちと同じスピードで食べて飲まなければなりません。
私より先に届けられた人たちを見てみると、
30秒くらいでお茶とお菓子を流し込んでいます。
もともと食べるのが早くない私としては
脅威でしかありません…!
「ヤバ、あんなスピードで食べるの!?」と内心ヒヤヒヤしながら
届いたお菓子を開けてみると、のど越しの悪い大福系。
「これを30秒で飲み干せるか!?」と思いながら
やるしかないのでサッと口に大福を放り込み、
お茶を一気に流し込んでほぼ噛まずに飲み込みました。。
あやうく口が閉じられなくてお茶を吹き出しそうになりましたが
なんとか流し込んでお辞儀をし、お茶碗を返して終了。
ちなみにお菓子はとてもおいしかったです。
緑色の求肥に味噌あんが入っていた気がします。
(全く味わわずに流し込んだので詳しい味はわからず…)
「このお菓子を作った職人さんのためにも
ちゃんと味わいたかったな…」と思い、
ここもちょっぴり疑問を感じてしまいました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上が私が覚えた違和感です。
結局、ここは男社会で優性志向なのかなぁというのが
終わった直後の感想でした。
もちろん、すべての座禅会がそうだとは思っていません。
きっと寺や宗派によっていろいろな考え方があるのだろうと思います。
とはいえ、障がい者のためのフリーペーパー『Co-Co Life☆女子部』を作っている私からすると
ちょっともう時代遅れなのでは、という感じも否めませんでした。。
ここに疑問を持たない社会ってのもちょっと心配だなぁ…。
ちなみに、座禅をしてみて自身のことで気づいたのは、
私は他の人からどう見られているか、という部分を常に考えてしまうということ。
「初心者だと思って作法を見て笑われているかも…」
「服装が浮いてるような気がする」
など、ずっと座禅中も周りの人との違いのことばかり気になっていました。
まぁ、そういう空気の場所だった可能性もありますが、
確かに自分は周囲の反応を過剰に気にするところがあるので
これはいい気づきになったと思います。
座禅による収穫ですね。
あぁ、とりあえず言ってスッキリしました(笑)。
座禅の後に行ったご飯と銭湯の温かいお湯は
クタクタになった私の心を癒してくれました。